教育方針まできちんと確認しておきましょう

お受験ブームが過熱気味となっている昨今、お子さんに私立幼稚園を受験させる親御さんが増えているという話をよく耳にします。お受験というと、実際に受験するお子さんの負担がかなり大きいという印象を受けますが、幼稚園や小学校の受験となると、お子さん本人だけではなく、親御さんもきちんと下準備を行っておかないと合格が難しくなることも少なくはないようです。

まずは、幼稚園選びです。私立幼稚園は東京都内だけでもかなりの数が存在しており、小学校、中学校、高校まで一貫した教育を受けることのできる幼稚園、あるいは宗教理念に基づいた教育を行う幼稚園など、じつにさまざまです。

特に宗教理念に基づいた教育を行う幼稚園では、ご家庭の教育方針と合っていることが前提条件となりますが、ご家庭がキリスト教、幼稚園が仏教系となってしまった場合などには、お子さんが婚人してしまうことも考えられますね。

そして、最も大きな問題は、幼稚園へ通わせるための費用なのではないかと思います。

まず、私立幼稚園を受験するに当たって通うことのある学習塾の費用を見てみることにしましょう。

ある幼稚園受験のための学習塾では、入学金が50,000円、指導料が90分で15,000円となっており、これら個別指導の学費となります。

さらに、私立幼稚変に合格すると、3年保育で530,000円前後の費用が必要となり、これは公立幼稚園の約2倍。そのほかに、雑費やら送迎バス代やら、細かい費用がかなり必要となります。

現在、各都道府県の市区町村では”私立幼稚園就園奨励費補助金制度”が設けられていることもありますので、お子さんの幼稚園受験をお考えの方は、各市区町村のホームページなどで確認を行っておくとよいでしょう。

 

意外にかかる保育園や幼稚園の費用。あなたは通わせる?通わせない?

子供が生まれると、親としての自覚や責任感が生まれますが、それと同時に教育費についてもいろいろと考えるようになるのではないかと思います。

そして、義務教育以前に幼稚園や保育園に通わせるのかどうかという選択肢で迷うこともあるでしょう。

日本に於いては、義務教育が小学校と中学校の6年間と定められているため、幼稚園や保育園に無理に通わせる必要はありません。

また、それらの施設にお子さんを預けるためにはそれなりの費用が必要となりますしね。

ただし、共働きとなると誰かにお子さんを預けなければなりませんので、必然的に保育園へ通わせるといったケースはもちろん出てきます。

ところで、皆さんはお子さんを保育園に預ける場合、どれくらいの費用が必要となるかご存知ですか?

たとえば、母子家庭や生活保護世帯などの場合では保育料が0円となることもありますが、全国的にお子さん一人当たり1ヶ月に必要とする保育料は、世帯年収を元にした数字が算出され、2~3万円の範囲が最も多くなっているようです。

では、幼稚園ではどうなのでしょうか?

公立では月額15,000円前後、その他の園服などは、別途費用が必要となります。

月にそんなにかかるのなら、やっぱり幼稚園はやめておこうかな…と、思いましたか?

前述の通り、幼稚園は義務教育ではありませんので、無理に通わせる必要はありません。

ですが、保育園もそうですが幼稚園に通わせることにはある大きなメリットがあるんですよ。

それは、義務教育前に、複数の子供たちや先生と関わりを持つことにより、お子さん自身が社会性を身につけることができるという点です。

通う、通わないはそのご家庭の考え方次第ですが、社会性を身に連れるという点では、保育園または幼稚園へお子さんを通わせることが望ましいと考えることもできますね。

小さいうちから計画的に準備が必要です。

少子化と言われている現代です。
そして、お子さんがいないご家庭、一人っ子のご家庭、家庭の事情はいろいろです。
その原因は晩婚化や景気の問題だったりします。
たしかに子どもは可愛いです。でも育てるとなるととてもお金がかかるものです。
小さい頃は全然気にしなかった教育資金も、子どもが大きくなるにつれてだんだん現実になります。
その時あわてない為にも、小さいうちから計画的に準備が必要です。
そんなことは分かっていてもなかなか教育資金が貯められない現状もありますよね。
実際いくら必要なのか、いつまでに必要なのか、不安はたくさんあります。

まず教育資金と言えば学校ですよね。
高校までは公立に通い大学に進学するケースから、中学から私立に通う場合、もしくは小学生からお受験する場合と、進学するケースによって、何百万もの教育資金が変わります。

参考:公立高校の学費。やっぱり安い
大学進学も、理系や医学部ではかかる費用が大きくなります。
そして受験に伴う塾代。講習代もかかりますから、結構な家計の負担になります。

大学進学にはだいたい300~500万位必要とされます。
なので一人につき平均300万円程、大学入学時に用意されているといいかもしれません。あとは家計をやりくりしながら、なんとかやっていけると言われていますが、余裕を持ちたい方は500万円ほどあると良いそうです。
二人兄弟なら2倍。3人兄弟なら3倍ですね。
とても簡単に出せる金額ではありません。
子ども一人成人させるには何千万かかる!など良く耳にしますもんね。
本当にその通りだと思います。
コツコツと教育資金を毎月貯める場合、学資保険をかけている方、人それぞれですが、資金をためられるのはお金のかからない小学生のうちにはメドをつけたいところですね。
中学生になると高校受験の為の塾代。高校生になると大学受験の為のゼミや塾。
年齢が上がれば授業料も高く設定されている塾がほとんどです。
自治体の子ども手当や、お祝いごとで頂いた御祝儀等をコツコツためていくと家計も楽かもしれません。
それから、学資保険で費用をまかなう方は全体の5割ほどだそうです。
小さいころから学資保険をかけなければなりませんが、最近では小学1年生頃までに入れる学資保険もあるそうです。
外資系の会社でも学資保険の商品がありますから、資料請求して検討も良いと思います。
資金が足りなくなった時には、奨学金の申請などもありますから、まずは最低でも入学金や初年度の授業料位は準備が必要だと思います。だいたい200万位でしょうか。それでもかなりの金額です。
親としては子どもの将来応援したいですもんね。
早めの計画でしっかり教育資金を確保したいものです。

土日祝にグリーンを回るとなると、数万円の費用が必要であることが多く

英才教育という言葉がありますね。英才教育にはさまざまな種類がありますが、近年では幼少期からゴルフのレッスンに通わせる親御さんが増えているのだそうです。
海外のプロゴルファーはもちろんのこと、日本でも10代から目を見張るほどの頭角を現し、花型のプロゴルファーとして大活躍している選手もいますね。
ですが、ゴルフといえば“お金持ちのスポーツ”というイメージをお持ちの方が多いのではないかと思います。実際に、土日祝にグリーンを回るとなると、数万円の費用が必要であることが多く、移動する自動車のガソリン代や食事代などを合算して考えると、たった1日で数万円の費用が必要となります。
では、幼少期からゴルフの英才教育を行うには、どれくらいの費用が必要となるのでしょうか?
ゴルフのレッスンを受ける場合には、特にユニフォームが必要となることはなく、トレーニングウェアなど運動に適したウェアがあれば十分です。
ゴルフのレッスンは、月謝が約8,000円~10,000円となっていますが、そのほかにボール代やグローブ代が必要となるため、初期費用は約20,000円前後となります。
ですが、これはあくまでもスクールでアイアンなどをレンタルすることを前提とした費用であるため、それらの備品を揃えるとなると、さらに数万円の費用が必要となります。
英才教育は、早ければそれだけ頭角を現すスピードが早いといわれており、わが子が広いグリーンで活躍する姿を夢見る親御さんは多いのではないかと思いますが、ひとつだけ、注意が必要です。それは、お子さんがレッスンに飽きてしまったり嫌がったりしたのであれば、少しの期間お休みをさせてあげるということです。
大人が無理強いをすることが、お子さんにとって将来のトラウマとなってしまうこともありますからね。

月謝はおよそ3,000円~5,000円が平均となっています。

幼稚園や小学校に通う男の子に、将来の夢を聞いて見ると、「プロサッカー選手になりたい」、「プロ野球選手になりたい」という答えが多く返ってきます。このようなスポーツは筋肉の成長を助けるばかりではなく、チームワークが必要なスポーツであるため、周囲との協調性を育むことができます。
そのようなときに親御さんがまず気になるのは、どれくらいの費用がかかるのか?という現実的な問題なのではないかと思います。
それでは、サッカーや野球を開始するに当たって、どれくらいの費用が必要になるのか調べてみることにしましょうね。
まずは、サッカーです。少年サッカーを開始するに当たって必要な初期費用は、練習着、ストッキング、トレーニングシューズが必要になり、練習着とストッキングは2着ずつ用意するとして、およそ20,000円前後です。そのほかに、水筒やタオルなどの備品を揃えるとしても、25,000円前後で納まるでしょう。また、月謝はおよそ3,000~5,000円前後が平均となっています。
では、少年野球ではどうなのでしょうか?
少年野球を開始するに当たっては、バット、グローブ、練習着、ソックス、スパイクが必要となり、これら一式を揃えると、約30,000~40,000円の費用が必要となります。ただし、バットやグローブなどはその時代の流行があり、プロ野球選手が愛用しているモデルとなると、かなり高額となっている場合もあります。月謝はおよそ3,000円~5,000円が平均となっています。
上記では、あくまでも中学校入学前の児童を対象とした費用であり、中学校や高校になると、さらに高額な費用を必要とすることも少なくはありません。
また、高校野球では甲子園に出場などという大それたことになった場合、遠征費用などが数十万円単位で必要となることもあります。

気の高い習い事であるスイミングと子供英会話教室に必要な費用

子供の習い事って、とにかくお金がかかりますよね。今回は、人気の高い習い事であるスイミングと子供英会話教室に必要な費用について、ご紹介させて頂くことにします。

■スイミング
ある大手子供スイミングスクールでは、対象年齢が生後6ヶ月~中学生までとなっています。すべての年齢の子供に対して、まず入会金が約3,000円必要です。その後、6ヶ月以上3歳以下の乳幼児は月8回のレッスンで約7,000円、3歳以上の幼児や小中学生は週2回のレッスンで約8,000円が必要となります。
また、初期費用は水泳道具一式だけですので、経済的な負担はそれほど気にするレベルのものではありません。
たとえばピアノ教室であれば、ピアノの購入費用や発表会の費用などが必要となることがあり、のちのちの経済的負担が大きくなることが考えられますが、スイミングスクールに於いては、そのような心配はまずありません。
経済的な負担が軽くして、丈夫で柔軟性に富んだ身体づくりを行いたいのであれば、スイミングスクールはおススメできる習い事です。

■子供英会話教室
一般的な英会話教室は、どこであっても高額な費用を必要としますが、それは子供英会話教室でも同様です。ですが、教室によってその費用はバラバラ。また、グループレッスンなのかプライベートレッスンなのかにより、必要となる費用には差が生じます。
さらに、日本人講師と外国人講師とでは、外国人講師のほうが割高となっています。
英会話教室は、1レッスンごとの支払い、回数分の支払い、月謝制などの支払い方法がありますが、およそ1レッスン8,000円程度であると考えておくと良いでしょう。
そのほかにテキストや教材費が必要となりますが、こちらはレベルアップするごとに必要となり、毎月必要なものではありません。

大手音楽教室になると、年齢やレベルにより4~8千円台となっています。

子供が誕生すると、まず気になるのが将来的な教育資金なのではないでしょうか。子供の教育資金は、誕生から大学卒業までに1~3千万円必要であるといわれています。もちろんこれは、通わせる学校が公立なのか私立なのか、専門的に特化した教育を行っているのかどうかということにより、大きな差が生じます。
そして、学校だけではなく、塾や習い事に通わせるとなると、一体いくらかかるのか、親御さんにとっては頭が痛い問題なのではないかと思います。
今回は、学校以外に必要とする塾や習い事の費用にスポットを当ててみることにしましょう。
■ピアノ
特に女の子の習い事として人気が高いのがピアノです。ピアノを始めたからといってすぐにピアノ本体を用意する必要はありませんが、ピアノの購入に必要な金額は、新品のアップライトピアノでは低く見積もっても30万円前後。電子ピアノでも8万円前後。これだけでも相当な出費であることがわかりますね。
では、ピアノの月謝はどれくらいが相場なのでしょうか?
たとえば、個人での講師から直接レッスンを受ける場合には、約7千円。週1回30分レッスンを受ける際の平均です。
これが大手音楽教室になると、年齢やレベルにより4~8千円台となっています。

■学習塾・家庭教師
学習塾は、指導を受ける教科の種類や項目の数により、必要な費用には大きな差が現れます。たとえば、中学生を対象とした集団指導型の学習術の場合では、5~6万円の月謝が必要となります。これが家庭教師になると、月額で6~7万円の費用が必要となります。さらに、夏季特別講習などでは、1週間程度の合宿で必要な費用は12万円前後。気が遠くなってしまうような金額ですね。

今は小さくても、子供はあっという間に成長します。いざというときに困らないためにも。きちんと貯蓄をして、お子さんの将来に備えましょう。