大手音楽教室になると、年齢やレベルにより4~8千円台となっています。

子供が誕生すると、まず気になるのが将来的な教育資金なのではないでしょうか。子供の教育資金は、誕生から大学卒業までに1~3千万円必要であるといわれています。もちろんこれは、通わせる学校が公立なのか私立なのか、専門的に特化した教育を行っているのかどうかということにより、大きな差が生じます。
そして、学校だけではなく、塾や習い事に通わせるとなると、一体いくらかかるのか、親御さんにとっては頭が痛い問題なのではないかと思います。
今回は、学校以外に必要とする塾や習い事の費用にスポットを当ててみることにしましょう。
■ピアノ
特に女の子の習い事として人気が高いのがピアノです。ピアノを始めたからといってすぐにピアノ本体を用意する必要はありませんが、ピアノの購入に必要な金額は、新品のアップライトピアノでは低く見積もっても30万円前後。電子ピアノでも8万円前後。これだけでも相当な出費であることがわかりますね。
では、ピアノの月謝はどれくらいが相場なのでしょうか?
たとえば、個人での講師から直接レッスンを受ける場合には、約7千円。週1回30分レッスンを受ける際の平均です。
これが大手音楽教室になると、年齢やレベルにより4~8千円台となっています。

■学習塾・家庭教師
学習塾は、指導を受ける教科の種類や項目の数により、必要な費用には大きな差が現れます。たとえば、中学生を対象とした集団指導型の学習術の場合では、5~6万円の月謝が必要となります。これが家庭教師になると、月額で6~7万円の費用が必要となります。さらに、夏季特別講習などでは、1週間程度の合宿で必要な費用は12万円前後。気が遠くなってしまうような金額ですね。

今は小さくても、子供はあっという間に成長します。いざというときに困らないためにも。きちんと貯蓄をして、お子さんの将来に備えましょう。